ATOKのキーバインドをEmacs風にする

ATOKダイレクト API for Perl/Rubyが面白そうだったので、これを機会に初めてATOKを使ってみた。

で、早速ruby_evalを試してみら、確かに便利なんだけど、残念ながらATOKの変換後の文字列って、改行などを含むことが出来ないのね。便利さ半減。

それはそうと、ATOKって滅茶苦茶キーバインドをカスタマイズ出来るんだな。知らなかった・・・。即、以下のような感じでEmacs風にしてみたら、非常に日本語入力が快適になった!

変換/次候補 Ctrl-N 追加
変換/前候補 Ctrl-P 追加
全角無変換(後)変換 Ctrl-Y Ctrl-Pから変更
部分確定 - Ctrl-Nを削除
変換取消 Ctrl-G Ctrl-Hから変更
全文字削除 Ctrl-G 追加(入力中のみ)
1文字削除 Ctrl-D Ctrl-Gから変更
カーソル前移動 Ctrl-B Ctrl-Kから変更
カーソル後移動 Ctrl-F Ctrl-Lから変更
カーソル先頭移動 Ctrl-A 追加
カーソル末尾移動 Ctrl-E 追加
文節区切り伸張 Ctrl-V Ctrl-Lから変更
文節区切り収縮 Ctrl-6 Ctrl-Kから変更
文節前移動 Ctrl-B 追加
文節後移動 Ctrl-F 追加
文節先頭移動 Ctrl-A 追加
文節最終移動 Ctrl-E 追加

惜しむらくは、修飾キーにAltが使えないことだな。それが出来たら、文節区切りの変更にM-F/M-Bを使うのだが。

ともかくこれでまた、矢印キーに指を伸ばさねばならない場面が減った。というか、今までMS-IME使い続けててかなり損してたかも。変換精度の良さとかはまだあまり体感出来てないけど、キーバインド変え放題というだけで使う価値大だな。本物のEmacs使いはSKK使うんだろうけど。

これで、残る大きな矢印キー問題は、eclipseのインテリセンスで候補を選択する時位になったな。